映画「ストロベリーナイト」

あなたは菊田派?それとも牧田派?

「菊田やばい!かっこよすぎ」「菊田さんがかっこよくて好き☆」「ほのかに姫川に恋心を抱いている菊田さんがまたいいのよねぇ~」と、女性陣から圧倒的な支持の高い菊田和男刑事を演じるのは、ステキな魅力と男っぽさがありながら、スマートで独自の雰囲気をもつ西島秀俊さん。そして菊田刑事があわーい恋心を抱く相手は、竹内結子さんが演じる警視庁捜査一課殺人犯捜査十係の姫川警部補です。

フジテレビで足掛け3年の人気ドラマとなった「ストロベリーナイト」が映画になりました!!今まで難しい事件、そして果敢に組織に立ち向かっていましたが、映画「ストロベリーナイト」はシリーズのなかで最大の試練となりました。

『降り注ぐ苦しみは 愛か狂気か――』

警察小説シリーズの「姫川玲子シリーズ」が原作の劇場版となった映画『ストロベリーナイト』、こちらの原作は姫川玲子シリーズの第4作『インビジブルレイン』が原作になっていますが、映画タイトルはドラマと同じく『ストロベリーナイト』です。映画公開は2013年(平成25年)1月26日公開です。

主演の竹内結子さんは、ドラマ進行中に「ドラマから映画化って王道よね~」といった話は聞いていたものの、まさか本当に映画化するとは思っていなかったそうです。姫川玲子としてもう少しいられる、そして同じ仲間たちと一緒にいられる喜び、…でも内容を読んだら衝撃的な内容で、大変なことになってしまったな~というのが本心だったとインタビューで話していました。映画の中で姫川は単独捜査にあたるということもあって、牧田とのシーン以外はほとんどひとりで捜査にあたっている場面が多くなっています。そして、もちろん雨・雨・雨…・。。。クライマックスシーンの撮影のために、水50トンが準備されたほど、とにかく雨が作中にかなりあります。

あらすじ&ネタバレあり!前編

映画の中で、姫川の持っているエルメスの赤色についての理由も明らかになります。ドラマの中で約3年半にわたって菊田の姫川への恋心は、どうやら映画に登場してくる牧田の存在で三角関係になる模様です。主演の姫川を演じる竹内結子の存在はもちろんですが、主演の脇を固める俳優人がとても豪華です。菊田演じる西島秀俊さんはもちろんですが、武田鉄矢さん、遠藤憲一さん、宇梶剛士さんなどなどとても豪華なメンバーがしっかりと見事な演技で、脇を固めドラマではできない映画になれば表現の世界が広がる映画でしかできない『ストロベリーナイト』になっています。

映画オープニング:姫川の忘れないこと・・

大雨の中で、ふたりが争っています。どうもケンカのようではありません。若い方の男がやたらと執拗に相手に絡んでいるようです…。このふたりはいったい誰なのでしょう。

そして、なぜ雨が降っている中争っているでしょうか…・

警視庁捜査一課殺人犯捜査係の主任姫川(竹内結子)と菊田(西島秀俊)のふたりが食事をしています。そのときに、菊田が姫川の持っている赤いバッグに目を留めました。「警部補に昇進した記念にそのバッグ買ったんですよね?そのバーキン。」

「バーキンじゃないの。オータクロア!中古で85万円そして24回ローン!」  菊田はため息交じりに「なぜ赤を選んだんですか?!あっそうだ。ラッキーカラーとか?!」と聞きますが、姫川は答えません。

姫川には消したくても、消えない過去があります。そしてそれが脳裏によみがえってきます。姫川が17歳の夏の世のことです。その夜に見えた夜空は、赤く見え月もが赤く見えました。それは目に入った自分の血のために赤く見えたのです…。彼女の心の中には深くふかーい心の闇を抱えているのです。

事件発生

そんな時に、姫川のもとに今泉(高嶋政宏)から電話入ります。その電話の内容は、殺人だと思われる遺体が発見されたため、すぐに遺体発見現場へ向かえ。ということでした。姫川と菊田は直ちに現場へ直行します。

発見された遺体は暴力団・龍崎組の下部構成員の小林充(金子ノブアキ)の刺殺体です。龍崎組の傘下にある「仁友会」のさらに下部組織の「六龍会」の構成員なので、刺殺体の小林はかなり下っ端のヤクザになりますが、発見された刺殺体には別の2つの暴力団員殺しと共通点があることが判明しました。それは左目の傷です。遺体が発見された現場の部屋には、争った形跡があり、小林は心臓を何回も刺されて、かなりの失血があった模様で壁にも血しぶきがついています。そして遺体の左目には傷があり、縦に傷がつけられていました。この左目の傷は、三鷹と業平橋で起こった殺人事件の被害者にも同じ傷があったことから、同一犯の可能性も考えられます。そして、左目の傷のほかすべての被害者が、龍崎組の傘下にある下っ端ヤクザというのも共通点になります。

捜査本部は、三鷹・業平橋と合同で設置され、捜査一課では組織犯罪対策第四課の通称:組対4課と合同会議を開いて連続殺人事件として大掛かりな捜査捜査課会議が開かれました。

組対4課では、今までの被害者全員が龍崎組に関連した傘下組織に所属していることから、単なる暴力団の中での内部抗争だと考えますが、決め付けた態度に姫川(竹内結子)と日下(遠藤憲一)は不満を抱きます。そして捜査一課としては、たんなるヤクザの内部抗争とは思えないという考えもあり、組対4課と捜査一課は対立したため合同捜査会議は決裂。真っ向から対立したため、別々に捜査を進めることになります。

犯人名のタレコミ

今泉は入院中ということもあって、姫川と菊田はこの合同捜査会議のあとに、入院中の今泉のもとへお見舞いに行こうとしますが、お見舞いの品を忘れたことに気づいて姫川はひとり会議室へ引き返します。

姫川が捜査会議が行われた会議室にもどると、捜査本部の電話が鳴りました。会議室には誰もいなかったため、姫川が電話をとるとその電話は密告電話でした。タレコミ電話の内容は「犯人は、やないけんと」というものでした。

今泉のもとへお見舞いへ行き、先ほど捜査本部にかかってきたタレコミ電話の内容を今泉に話します。すると、なぜか今泉は神妙な顔をして「この件は預からせたほしい」と姫川に言うのでした。今泉の態度に、どうも腑に落ちない姫川ですが、どうしようもないためこのタレコミ電話の件は今泉に任せて、ホテルへと戻ります。すると、そこへ橋爪(渡辺いっけい)から電話がかかってきました。そして翌日早朝に公園で会うことになります。

橋爪が指示したとおりに、翌朝早朝の公園で姫川は会いますが、そのときにいわれたのは「やないけんとには触れるな。」ということでした。どうしてダメなのか?!と理由を尋ねて、触れてはいけない理由は伝えられません。それが意味していることは、上層部からの圧力ということです。もちろん触れるなと言われても、姫川は納得できずに、聞き込みなどの捜査は姫川班の班員に任せて、姫川は極秘で柳井健斗についての捜査を開始するのでした。

龍崎組幹部会では・・

龍崎組の幹部会の会合の席では、龍崎組の組長龍崎(石橋蓮司)がいないことを良いことにして、龍崎組を自分の都合の良いようにしている龍崎若頭・藤元(鶴見辰吾)に対して不満をぶつける幹部に対して、龍崎組若頭補佐の牧田勲(大沢たかお)は、幹部に対して制止しています。もちろん牧田も若頭に対して不満はありますが、この幹部会の席で幹部たちと争っても立場が悪いことは分かっていました。一方で若頭のほうでも、牧田は龍崎組長のお気に入りということもあって、組長お気に入りの牧田を何とかしたいと思っているのです。

柳井健斗とは?!

姫川は単独調査をすすめていくうちに「やないけんと」は「柳井健斗」と言うことを知り、 9年前にあるアパートで起きた殺人事件の関係者ということを知るのでした。柳井健斗は9年前に殺害された柳井千恵の弟で、その事件の参考人として、そして千恵殺害の犯人として逮捕されたのは、千恵と健斗の実の父親柳井篤司でした。

父親の柳井篤司は、妻を亡くしたショックから、妻の代わりをもとめるがごとく娘の知恵を性的虐待をしていたのでした。千恵は父親から受ける性的虐待から逃れるように、一人暮らしを始めていましたが娘の行方を探した出した父親が、千恵を乱暴したうえに殺害した。と事件当時の週刊誌には書かれていました。

柳井千恵を殺害した容疑で、警視庁では父親を重要参考人として取調べをして柳井千恵殺害容疑を追及していましたが、父親は殺害した容疑を否認したまま拘留中のこと、父親に面会に来ていた息子の件との目の前で、警察官から拳銃を奪って、警察署内で拳銃自殺をしていたのです。

警察上層部

警視庁の方では、長岡刑事部長(田中哲司)は、和田(三浦友和)と橋爪を呼び出します。そして「もし、9年前の事件の真相が世間に知れたてしまったら、多くの警察幹部が処分されることになる。そして市民たちの警察へ向けられる目も厳しくなるだけではなく、警察への信頼も薄れてしまいそれが結局治安の悪化につながってしまう。君たちには警察の一員として警視庁を守る責任がある。だから姫川を何とか押さえるように。」と和田と橋爪のふたりに釘をさすのでした。

和田の方は、刑事部長の長岡にたたみかけるかのように「あと1年で定年になるんですから、穏便に過ごされたほうがよいでしょう?!」というのでした。

いつもの居酒屋で

姫川班のほうでは、いつもの居酒屋で会議を開いています。そして菊田は姫川に「ひとりで何を調べているのか?!」と尋ねますが、姫川は菊田の質問に対してごまかしています。それでも、菊田は姫川に食い下がります。姫川はようやくタレコミ電話の件「柳井健斗が犯人」というタレコミ電話の件を話します。

遺体として見つかった龍崎組傘下の下っ端ヤクザの小林充は、柳井千恵の恋人でした。そして柳井千恵が殺害された時に、一番最初に千恵殺害の容疑者として捜査線上に浮上していたのは小林だったのです。

そして柳井篤司が亡くなった後死後の調査によると、父親にはしっかりとしたアリバイがあり千恵殺害容疑として逮捕されたのは誤認だったということだったのです。そして、柳井千恵を殺害した真犯人として、千恵の恋人だった今回殺された龍崎組の下部構成員の小林充では?!という容疑が持ち上がっていましたが、警察の方では父親の柳井篤司に千恵殺害の罪をきせたまま被疑者死亡として書類送検をして、誤認したことを隠蔽していたのです。

そのため、上層部は柳井千恵殺害事件を封印していましたが、もし柳井篤司が姉・千恵を殺されたこと対して復讐で小林充を殺害したとなれば、警察が父親を誤認取調べそしてそのまま隠蔽したという不祥事が明らかになってしまいます。そしてそれは、市民から警察への信頼を揺るがす事態となってしまいます。そのため警察の上層部では、柳井篤司を捜査対象から外せ。と命令して、隠蔽したことがマスコミに明らかになってしまうことを上層部は怖れているのです。

菊田はそのことを聞いて、姫川に危険だと忠告しますが姫川は菊田に「あなたはなにも聞かなかったことにして」と頼み、ひとりで捜査する意志に代わりはありません。

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    映画「ストロベリーナイト」のあらすじ&ネタバレまでを全部!

    姫川班最後の事件となったのは、人気ドラマが映画になった「ストロベリーナイト」です。姫川を思う菊田の前に、男性としてそして事件の関係者として登場するのは大沢たかお演じる牧田です。牧田は姫川のもつ心の闇に気づき事件を通じて親しくなるふたり・・・今回、菊田は刑事としてではなく、男として牧田と対峙して男同士のぶつかり合いも見所のひとつになっているストロベリーファン必見の映画です!

    映画「ストロベリーナイト」のあらすじ&ネタバレまでを全部!